火災保険の選び方 相見積?ハウスメーカーで入るべき?
マイホームが完成に近づいた頃、検討しなくてはいけないのが火災保険。
時間も少なく、どの保険にしようか、保証内容は?特約は?など、わからないことが多かったな…
ほとんどが初めてのマイホームで、10年または5年の長期契約となるため、しっかりと考える必要があります。
この記事では、我が家が契約した保険や、その経緯を含めて選び方について紹介していきます。
- 我が家の選んだ火災保険
- 火災保険の選び方
- どこで入るべきなのか?
我が家の選んだ火災保険
我が家は、あいおいニッセイ同和損保の火災保険に加入しました。
アイ工務店が代理店として提供している保険です。
加入内容
- フルサポートプラン+地震保険あり
- 水災・汚損破損(免責3000円)あり
- 家財500万円
- 事故時諸費用特約
- 類焼損害・失火見舞費用
総額23万円(10年)でした。
水災は、可能性のあるエリアだったこと、汚損破損は子供ができたら使いそうだと思って加入しています。
家財については、300万円でもいいと思います。
我が家は、10年分の300万円との差額が2~3万円と安かったことや、万が一の時は家財で使える物が多いことを知って500万円にしました。
火災保険の価格 相見積するべき?
火災保険は、会社によって金額が違うから相見積を取った方がいいよ!
こういう話を聞いたことはありませんか?
では、なぜ相見積を取ることで安くできるのか?
その理由は、各保険会社ごとにルールがあるため、全く同じ条件にならないから!
例えば…
我が家の加入しているあいおいの火災保険には、戸建て用の水災だけ除外したプランがありません。
水災を除外すると、汚損破損や盗難などの保証もないプランになってしまいます。
他社には、水災だけ・汚損破損だけ除外したプランが存在しています。
自分の欲しい条件がある保険を比較検討することで、条件にぴったり合った保険に出会える!
相見積で条件に合う会社を探すことはオススメです。
入るべき特約はある?
火災保険には、所謂オプションの位置づけの特約があります。
希望者のみ加入が可能で、保証の範囲を広げたりすることが可能です。
我が家は、事故時諸費用特約と類焼損害・失火見舞費用に加入しています。
事故時諸費用特約
これは、火災保険を使用するようなことがあった際に、諸費用として支払金額に+αして貰える特約です。
我が家は、既に物置の破損で火災保険を使いましたが、見積を貰った修理金額に+α(10%)して、保険が支払われました。
パーセンテージについては、契約によって異なるかと思います。
担当の方がつけてくれていたので、無くした場合の保険差額は分かりません。
この特約については、差額が少ないのであれば付けても良いですが、無くても問題はないと思います。
類焼損害・失火見舞費用
この特約は、自宅が火事になって、近隣に迷惑をかけたときに使える特約です。
基本的に、日本の法律では自宅の保証は自分の火災保険を使うので、近隣の保証をする義務はありません。
我が家は土地が、実家の土地だったということもあり営業さんの下記のアドバイスを聞いて入ることにしました。
通常、火災を起こした場合、その土地を離れて住む方がほとんど。
ただ、先祖代々の土地だった場合に、またその土地で再建する場合があるかもしれない。
だから、ご実家の土地なら加入されておくのも良いかと思います。
というようなアドバイスを頂きました。
万が一再建しない場合でも、近隣に実家があり、親も住んでいるため加入しておくことで安心を買いました。
実際は、オール電化なので全焼するような火事はないはず…とは思っています。
この特約は、ご実家の土地や隣に建てる場合には、加入しておくことをオススメします。
特定機械設備水災補償特約
水災の保険が使えないけれど、ガスやエコキュートなどの設備が水災で故障した時に出る保険です。
我が家はこの特約には加入していません。
理由は、エコキュートだけが浸水する可能性が低いためです。(設置場所的にも確率はかなり低いと思います。)
また、水災で浸水する場合は家も被害を受けそうだと思って特約には入らず、水災の保険のみとすることにしました。
しかし、エコキュートの設置環境によっては浸水の可能性がある場合は、加入しても良いかと思います。
ハウスメーカーで火災保険に入るメリット
我が家は、アイ工務店で自宅を建て、アイ工務店が代理店をしているあいおいニッセイ同和損保で火災保険に加入しました。
ハウスメーカーで加入することには、メリットがあります。
- 団体割引が効く
- 万が一の災害時に保険の診断が早い
- ハウスメーカーが保険申請を手伝ってくれるかも!?
これらを聞いて、我が家はハウスメーカーで加入することをほぼほぼ決めていました。
団体割引に関しては、勤務先やローンを組む銀行でも団体割引が効く場合があります。
しかし、災害時の保険の診断をアイ工務店ができ、手続きが早いというのはメリットが大きいと感じました。
大規模災害の場合、診断に時間が掛かり、保険金が振り込まれるまでに時間がかかります。
その期間を短縮できるというのは、魅力的でした。
さらに、火災保険の申請をハウスメーカーが手伝ってくれました。
既に保険請求済みの我が家は、修理見積の手配・保険会社への連絡と申請用紙の取り寄せを営業さんがしてくれました。
電話しないと…と思っているうちにして貰って、本当に助かりました!
まとめ
我が家の火災保険を例に、火災保険の内容や費用について説明をしました。
どの保険が一番良いかは、比較をしてみないとわかりません。
ハウスメーカーでの加入をほぼほぼ決めていましたが、それでも我が家は相見積はしました。
見積もりを取ってみて、価格差がほとんどないことを確認して、納得して決めています。
水害の心配もあるエリアだったので、最終的にフルサポートの保険を選びましたが、特に後悔はありません。
皆さんも早めに相見積で比較して、後悔しない火災保険選びをしてください。