アイ工務店の標準仕様を解説!N-ees(ニーズ)2024年最新版と実際に選んだ仕様も紹介
この記事では、アイ工務店の最新の標準仕様と、我が家の選んだ仕様と感想も紹介しています。
アイ工務店は、現在注文住宅のN-ees(ニーズ)というシリーズをメインに販売しています。
以前販売していたEesから更にパワーアップし、断熱性能や設備仕様もアップしたので、その違いについても紹介しています。
断熱や窓、キッチンや洗面・お風呂などの水回りまで細かく調査しました。
アイ工務店って、どんな仕様なの?という方にピッタリの記事なので、是非最後までご覧ください。
我が家は2021年に建てたため、最新の仕様ではなくEesという前の仕様です。
断熱は標準仕様で建てていますが、家の中は夏は暑さを感じず、冬は暖かく快適に過ごせています。
ここでは、実際にアイ工務店のお家に暮らしている私が、住み心地も含めて誰よりも詳しく最新の仕様を紹介していきます。
\この記事を読んでくれた方にはお得な情報!/
\5大特典が受けられる紹介制度は のむだけ!!/
アイ工務店の細かな標準仕様は、支店ごとに異なる場合も多いので、設備等の仕様は参考程度にして頂ければ幸いです。
この仕様はどうなの?と思うことがあれば、インスタからDM頂ければ調べて追記していきたいと思います。
この記事は2024年4月以降に調査した標準仕様で、仕様の更新が分かった時点で加筆修正していきたいと思っています。
アイ工務店の標準仕様一覧
まずはアイ工務店の構造に関わる性能の部分を一覧で紹介します!
断熱などもしっかり確認してくださいね。
アイ工務店 | N-eesの標準仕様 |
---|---|
構造 | 木造軸組み工法+金物併用工法 |
基礎 | ベタ基礎 170㎜の基礎厚を確保 |
耐震 | 標準で耐震等級3(申請費別途) 5倍の耐力壁と剛床構造で スキップフロアでも耐震が取れる構造に |
断熱 | ダブル断熱工法 外側:フェノールフォーム30mm 内側:発泡ウレタン吹き付け80mm Ua値0.4以下(北海道エリアは別途) |
窓 | トリプルガラス樹脂サッシ エクセルシャノン・YKK APW430が標準 一部LIXILの製品が選択可能なエリアあり |
換気システム | 熱交換型 第一種換気(Panasonic製) 熱交換率75% |
外壁 | ニチハ Fufeプレミアム 18mm/16mm ケイミュー 光セラ18mm アイ工務店オリジナルプレセットタイル |
屋根 | 瓦屋根・ガルバリウム屋根(オプション) |
断熱の標準仕様 ダブル断熱
アイ工務店の性能は、大手ハウスメーカーの中では高性能!
2023年以降の仕様見直しでN-eesが発売され、あの一条工務店の仕様にも近づいてきました。
標準仕様で、Ua値0.4以下が保証されています。
アイ工務店の断熱材は、硬質ウレタン吹付+(壁)外張りポリエチレンフォームが標準仕様です。
【アイ工務店はW断熱が標準仕様】
— ai_koumuten (@ai_koumuten) August 4, 2024
アイ工務店はダブル断熱が標準仕様
柱の間と外側にも断熱を入れているから
室内はとっても快適な空間に!
暑くなる日本の夏も、アイ工務店の
高気密高断熱なら省エネで快適です! pic.twitter.com/x1sccRyR4Q
壁はウレタン吹付90㎜+外張りポリエチレンフォーム30㎜
屋根はウレタン吹付200㎜
床下は高性能グラスウール
※東北や北海道は別途特別仕様となっているので、より断熱性能が高くなっています。
2023年のN-eesの標準仕様から外張り断熱が付け加えられています。
屋根裏部屋が得意なアイ工務店ですが、屋根断熱が厚い為、屋根から夏の暑さを感じることはありません。
屋根断熱が不足していると、夏は屋根裏部屋は使えないくらいだそう。
我が家の夏は、南に窓がない屋根裏は二階より気温上昇が抑えられている時間もあるから、しっかりと熱を遮断してくれていることがわかるよ!
2023年よりアイ工務店では、外張り断熱30㎜が追加され、より断熱性能がアップしました。
ZEH基準だったeesから、N-eesではHeat20 G2の性能になりました。
外張り断熱は、充填断熱とは違い、柱も断熱材で囲むため快適性が大幅にあがります。
数値だけでなく、快適性の面で外張り断熱は違いがあるという事を覚えておいて下さい。
標準の窓 トリプルガラス
アイ工務店は、Low-E トリプルガラスを標準で採用しています。
使用しているメーカーは、支店や時期によって違っているかもしれません。
わたしの住むエリアでは、トリプルシャノンとYKKのAPW430が標準です。
トリプルガラスが標準なんてすごい!
樹脂サッシってだけでもすごかったのに、トリプルが標準なのは嬉しい!
より一条工務店と競合することが増えるのでは?と思っています。
準防火地域は、別途支店により対応が異なるようです。
価格についても併せてご確認ください。
北海道の展示場にも訪問させてもらいましたが、アイ工務店の北海道標準仕様は、樹脂スペーサーでした。
ここまで極めている会社…なかなかすごい!!と思います。
全棟気密測定が標準
アイ工務店では、全棟気密測定が標準となりました。
しっかりとした施工と、良い数値が見込まれます。
我が家は、オプションで気密測定を実施しました。
やっぱり、気密測定を入れると大工さんの気持ちが違います。
絶対に気を使って作業してくれるので、他社で建てられる場合も入れて確認して欲しいです。
我が家の気密測定の結果は、C値0.49でした。(詳しくはこちら)
引き戸の玄関ドアを採用しているのに、かなり良い結果だったと満足しています。
アイ工務店では、標準で気密施工をしており、高気密住宅の為の仕様が含まれています。
例えば、トイレなどの局所換気は気密シャッターのあるものが標準設定されていたり、レンジフードによる負圧の対策もしっかりされています。
ただ気密測定をするだけでなく、高気密での暮らしを快適にできる仕組みが隠れているんです!
第一種換気が標準
アイ工務店の換気は、Panasonicの第一種換気が標準となります。
第一種換気は、機械を使って室内の空気を入れ替える換気システムで、熱交換器が付いているものが標準仕様となっています。
家の間取りやサイズに合わせて、台数が調整されてます。
支店によっては、トイレの換気扇が局所換気ではなく、第一種換気で換気可能なエリアもあるそう。
(トイレの空気は他の部屋に逆流しないので安心してください。)
換気扇からの逆流や、換気扇が止まっているなどの心配もない為、一種換気でトイレを換気できるパターンはとても良さそう!
エリアごとに少しずつ仕様が違うので、希望があれば営業さんに確認してみてください。
第一種換気換気は、外からの空気を換気システムのフィルターを使って綺麗にしています。
フィルターには虫が混入する場合もあるため、お手入れ時に綺麗にする必要が…
虫の侵入を少なくできる『サイクロンフード』の取り付けも可能です。
機械の音が気になったりしないのかな?
音が気になったことはないよ!
本体は廊下や洗面所に設置されるから、リビングや寝室など静かに過ごす時も、音が気になることがないね。
外が暑い時や寒い時も、不快に感じることがないから、とても快適です。
換気システムについては、裏技6選をインスタにもまとめています。
標準の屋根材 瓦屋根
アイ工務店の屋根材は、瓦屋根が標準です。
しかし、屋根の勾配や太陽光を設置される方などは、ガルバリウム屋根もオプションで選択可能です。
瓦の種類については、支店ごとに異なります。
また、ガルバリウム屋根はオプションとなり、標準の瓦より高額になるのが特徴です。
(普通はガルバリウムの方が安いですが、アイ工務店は逆。標準外は高いです。)
瓦は高耐久で、30年以上メンテナンスが不要な素材です。
屋根の下は断熱材が200㎜吹き付けされているので、瓦屋根×吹き付け断熱で、熱の影響も最小限に抑えられているはず!
標準の外壁ニチハFugeプレミアム 30年保証
外壁の標準仕様
- ニチハ Fugeプレミアム 16・18mm
ドライジョイント工法+プラチナシール
四方合いじゃくり(目地を減らす貼り方) - ケイミュー ネオロック・光セラ18
ケイミューには、ニチハのプラチナシール同様に高耐久なシーリング『スーパーケイミューシール』があります。
こちらは標準となっているか不明ですが、併せて施工することでメンテナンス時期を遅らせることが可能です。
アイ工務店はオリジナルのプリセットタイルやジョリパットを展示場に使用しています。
オプションとして選ぶことが可能です。
アイ工務店では、屋根や外壁などの標準仕様はメンテナンスコストがかからないような家づくりが特徴です。
外観は特に家の性能に直結していくので、長い期間住むことを考えると、メンテナンスについては重要な問題です。
初期コストが安くても、10年後にメンテナンスコストが数百万円かかった…なんて聞くから、その辺は安心だね!
標準の水回りメーカーまとめ
アイ工務店の水回り設備は、標準仕様が決められています。
選択されているメーカーは支店により異なります。分かった範囲で選べるメーカーと、グレードを記載しています。
- LIXIL
- TOTO
- クリナップ
- タカラスタンダード
- パナソニック
- トクラス
この中から、キッチン・浴室・洗面・トイレを選ぶことが可能です。
もちろん上記以外のメーカーのキッチンを入れることも可能ですが、オプションになるので高くなりがち…。
標準のキッチンメーカー
アイ工務店のキッチンの標準は、ペニンシュラキッチンです。
上の写真のような、片側が壁についているタイプで、フルフラットが標準です!
キッチンの標準メーカー
- LIXIL ノクト
- タカラスタンダード オフェリア
- クリナップ ステディア
- トクラス Bb
それぞれのメーカー毎に特色のあるキッチンです。
LIXILのノクトは、天板が薄いスタイリッシュなタイプが選択できるリクシルのキッチン。
タカラスタンダードはホーローが得意なメーカーで、キッチンパネルや引き出しの底板がホーローでお手入れが楽々。
面材はアイカ工業のメラミンを使用していて、お手入れや耐久性も抜群。
クリナップはステンレスが得意で、ステディアはキッチンの枠組みがステンレスでできているため、カビや虫に強い。
是非バイブレーション加工のステンレス天板を選んで欲しいです。
トクラスは人造大理石が得意で、標準が人造大理石のシンクで、とても高耐久な素材です。
シンクまでつなぎ目なしで人造大理石を使いたい方に選んで欲しいメーカー!
ペニンシュラが標準は激アツ!
差額の大きいフルフラットが標準で入るのも嬉しい!!
LIXIL リシェルsiが標準から無くなった
実は、2022年頃までは標準仕様だったLIXILのリシェルsiですが、すでにアイ工務店の標準仕様からは消えています。
現在はノクトがベースとなったキッチンが標準仕様です。
アイ工務店にはキャンペーン月と呼ばれる月が、年に5回あり、その時にだけリシェルが復活することが!
その月を狙って契約するとリシェルが標準で付いてくるかも!
お得な月については、こちらの記事にまとめているのでチェックしてね!
我が家のキッチンの収納内を公開します!
標準のお風呂のメーカー
お風呂の標準仕様
- LIXIL AX
- タカラスタンダード リラクシア
- TOTO サザナ
- トクラス every
- パナソニック オフローラ
トクラスのeveryは、標準仕様で人造大理石浴槽となっており、とてもお得なメーカーです。
その他のメーカーの場合は、標準はFRP浴槽です。
我が家は、タカラスタンダードのリラクシアを選びました。
オプションでタイル床のキープクリーンフロアと人造大理石浴槽にしています。
トクラスは訪問しましたが、標準仕様のeveryは段差のある浴槽しかなく、フラットなタイプを希望していたため、希望から外れてしまいました。
浴槽にステップがあるタイプで良い方は、人造大理石のトクラスがお得なので、是非チェックしてみてくださいね!
タカラのショールーム見学については、こちらの記事にて書いています。
標準仕様の洗面台
洗面台の標準仕様
- LIXIL MV
- タカラスタンダード エリシオ
- トクラス EJ
- パナソニック シーライン
洗面台もトクラスのEJは、ボウル素材が良く、標準で選ぶならおすすめ!
我が家はタカラスタンダードのエリシオ 幅1200を選んでいます。
幅1200にサイズアップすると、アクリル人大しかないとのことで、お得に入れることができました。
タカラスタンダードに訪問した際の記事は、こちらをご確認ください。
標準仕様の内装メーカー(建具・床材)
アイ工務店の内装は、基本的にメーカーを合わせる必要があります。
特に、キャンペーンで床材がランクアップしている場合は、建具やその他の床もメーカー合わせが必須だったりします。
標準の内装材
- EIDAI
- NODA
- WOODONE
- LIXIL
我が家はEIDAIの床材がキャンペーンとなっていた時期で、銘樹ロイヤルセレクション ブラックウォールナットの挽き板を採用しています。
触り心地が大変良く、とても気に入っています。
子供部屋を突板にしましたが、お金を出してでも全て挽き板か無垢にすればよかった…と思うくらいです。
過去に標準仕様に採用されていた、大建工業(DAIKEN)のトリニティは標準からは外れています。
取り扱い自体ができないという噂も聞いているので、希望される方は早めに相談されてみてください。
床材選びで最初に考えて欲しいのは、フロアコーティングをするか。
フロアコーティングする場合は、床本来の質感は無くなってしまうので、色や柄を重視してOK!
我が家も突板部分は床材が薄いので、フロアコーティングをしています。
エコプロコートという老舗のコーティングメーカーで施工をしました。
\床材決める前に必ず検討して!/
北海道のN-ees+Sの標準仕様
実は、昨年北海道に進出した直後、のむは北海道の展示場に訪問させてもらいました!
仕様について、いろいろ聞いてきたので紹介するね!
北海道のN-eesはN-ees+Sと言って、北海道の特別仕様です。
- W断熱 (ネオマフォーム+グラスウール)
- 基礎断熱+床下第三種換気
- トリプルガラス 樹脂スペーサー
- 全館床暖房標準
- パネルヒーターの導入可能
北海道の立ち上げは2023年、当時立ち上げを担当した北海道メンバーは、各社で営業を経験してきた方々。
その北海道の地を良く知っているメンバーで、知恵を出し合って一番いいと思う仕様を採用したと言っていました。
高気密高断熱+自由設計の強みを生かし、北海道だからこその仕様を作ったアイ工務店は、強いのでは?と思っています。
アイ工務店N-ees(ニーズ)の価格
ここまで、標準仕様をまとめてみました。
それぞれの支店で、細かな仕様やメーカーは異なるものの、気密断熱は一条工務店に次ぐ仕様だと思います。
では、N-ees(ニーズ)になって、価格はどれくらいなのでしょうか?
見積もりを貰った方に協力頂いて、価格がどれくらいなのか調べてみました。
アイ工務店は、支店ごとに仕様が異なる為、ベースの坪単価も支店ごとに若干異なります。
本体工事費の坪単価 70万円程度でした。
二階建ての方もいましたし、坪数大きめや平屋+スキップフロアの方もいましたので、価格幅は広くなりました。
上記の価格は、あくまでも本体価格なので、付帯工事費や申請費用は別途となります。
アイ工務店オプション費用ってどれくらい?
アイ工務店で建てる場合、オプションっていくらくらい必要ですか?
これ結構もらう質問!!
我が家は約180万円オプション費用がかかっています。
これは結構多い方だって営業さんが言ってた。
少ない人は5万円くらい~200万円くらいまで聞いたことがあります。
どんな仕様にしたいのか、入れたいものが決まっていたら、契約前に予算取りをしましょう!
アイ工務店旧シリーズEes(イエス)との違い
2023年の頭まで販売していた前のシリーズEes(イエス)との仕様の違いについても、残しておきたいと思います。
Eesの標準仕様
- 樹脂サッシLow-Eガラス
- 断熱は屋根200㎜・壁は吹き付け断熱90㎜(外張り断熱なし)
- 床断熱 ポリエチレンフォーム
- キッチンの標準 I型
N-eesの最新標準仕様
- トリプルガラス樹脂サッシ
- 断熱は屋根200㎜・外壁面内外ダブル断熱
- 床断熱 高性能グラスウール
- キッチンの標準ペニンシュラ
N-eesに移行する際、断熱の仕様が大幅にアップしました。
外断熱が追加され、窓はトリプルになった点が、大きな変更点です。
紹介制度を使ってお得に訪問しよう!
アイ工務店は、オーナー紹介にて訪問することで、特典を受けることが可能です。
のむの5大特典
- 優秀な担当者(そのエリアの統括の方に担当を選んでもらっています)
- 紹介割引と特典(割引やオプションのサービス)
- 設計士の間取り添削・電気図添削のいずれかプレゼント🎁
- 内観カラーパース作成プレゼント🎁
- フロアコーティング5%OFF
これ以外にも、紹介で訪問するメリットが数多くあります。
どんな方は紹介を使った方がいいは、こちらの記事にまとめています。
折角訪問するなら、いい営業さん紹介するので気軽に連絡してね♪
\5大特典が受けられる紹介制度は のむだけ!!/