住宅ローンの選び方 銀行員に聞いた見るべきポイント
現在、我が家はアイ工務店というハウスメーカーと仮契約して、マイホーム計画中です。
我が家はハウスメーカーとの仮契約前に、住宅ローンの仮審査を通し、3つの銀行に審査を依頼していました。
住宅ローンて何で比較すればいいのかな? 金利だけ見ればいいのだろうか?
わたしもこんな風に思ってたので、こう思っている方は他にもいるのではないでしょうか??
友人の銀行員に住宅ローンを選ぶときに見るべき大切なポイントと知っておくべきポイントを聞いてきました!
この記事では、これから住宅ローンを選ぶ方に伝えたいことをまとめました。
- 3つの住宅ローンを選ぶポイント
- 金利
- 手数料/保証料
- 団体信用生命保険(団信)
- 5つの住宅ローンについて知っておくべきこと
- 住宅ローンの特典
- 返済額のルール
- 繰り上げ返済時の手数料
- 標準金利からの下げ幅
- 銀行と提携している保険、司法書士はあるか?
これらについて、紹介しています。
これを質問したら、金融関係のお仕事ですか?って銀行員に聞かれたよ(笑)
お金以外のスケジュールなど、家作りについての大切なことはこちらの記事を参考にしてください。
検討する時期 仮審査を出す
まず最初に、住宅ローンを検討する時期について、重要だと思うのでお伝えしたいと思います。
我が家は土地があるので、建物だけハウスメーカーで契約することになりました。
頭金もあるし、ローンが必要になるのは先だし、仮審査もまだ先でいいか~と思っていました。
ハウスメーカーと契約前に、必ずローンの審査通してね!!
友人の銀行員にこういわれたのです。
え!? と思った方もいるかもしれませんが、頭金を払う=キャンセルする場合にはキャンセル料がかかるということです。
万が一、ローンが通らなかった場合は家が建てられませんし、契約金も戻ってこないことが多いので気を付けましょう。
必ず、ハウスメーカーと仮契約をする前に住宅ローンの仮審査を通してください!
そして、必ず複数の銀行に仮審査を依頼し、比較をすることをオススメします。
3つの銀行に仮審査を依頼しましたが、どこも金利や条件が異なり、考えるだけでも大変です。
夫の会社のメインバンク、友人の働く銀行、ハウスメーカー経由での依頼と3つの銀行に依頼したよ!
結果は早くて3日、長いと2週間くらいかかったー。
書類の記入項目も多く、手間もかかるので、事前にしっかり準備をしておくことがオススメです。
引越しや保険の比較のように、住宅ローンの審査を一括で依頼できるサイトもあります。
\まとめて比較出来て便利/
見るべき大切な3つのポイント
きっと、長い人生で検討するのは初めての人がほとんどの住宅ローン。
私も初めてなので、銀行員の友人に選ぶ際のポイントを聞きました。
住宅ローンの決め手って何か教えて~!
住宅ローンを選ぶ際の大切なポイントは、この3つだよ!
- 金利
- 手数料/保証料
- 団体信用生命保険(団信)
この3つをしっかり比較して、住宅ローンを決めることが大切です。
それぞれについて、少し説明していきたいと思います。
金利
はい、もうこれは誰もがわかっている大切なこと 金利!!
これは低ければ低いほど良いです。
今は政府がゼロ金利政策などということをやっているので、住宅ローンも0.45~1%くらいの間で、低金利で借りることができます。
親世代が家を買った時代は、金利4~7%なんて時代もあったので、その方たちからすると信じられない数字です。
とにかく安い銀行を見つけることが大切!!
我が家は、夫の会社のメインバンクが一番金利が安かった!
ネット銀行の金利が安くなっているようですが、手続きが不安でなければ選んでみてもいいかもしれません。
手数料/保証料
こちらの支払う金額が、できるだけ安いほうがいい手数料と保証料!!
こちらは、信用保証協会を通して借りるか、銀行へ保証料を払うかで、金額や仕組みが変わってきます。
繰り上げ返済をすることを考えて、繰り上げ返済時に保証料の一部が戻ってくるのかや、手数料も比較をしましょう。
保証協会を使用する場合は、繰り上げ返済時に返金される場合がありますが、銀行への手数料の場合は返金されません。
その為、同じ金額・金利の場合は、繰り上げ返済をするかどうかもしっかり検討しましょう。
団体信用生命保険(団信)
恐らく、ローンを組むことが無ければ聞くことが無い言葉 団信!!
団体信用保険(団信)とは??
住宅ローンの返済中に、万が一死亡や特定の病気になった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保険の事です。
残された家族が、安心してその家に住み続けられるようにする保険です。
この保険に加入することが、条件となっている住宅ローンが多くあります。
団体信用生命保険についても、補償内容や給付の対象がどこからなのか、しっかり確認しましょう。
病気の診断、入院、手術のどれで給付されるのかで、大きく異なりますので確認をしましょう。
また、住宅ローンの金利上乗せで、ガン団信というものに加入できる場合もあるので、そちらも併せて確認をしましょう。
知っておくべき5つのポイント
ここまでに、住宅ローン選びに大切な3つのポイントをお伝えしました。
次は、自分が検討している住宅ローンで、知っておくべき5つのポイントを紹介します。
- 住宅ローンの特典
- 返済額のルール
- 繰り上げ返済時の手数料
- 標準金利からの下げ幅
- 銀行と提携している保険、司法書士はあるか?
これらは、決定打になるわけではありませんが、事前に確認しておくことで今後の返済に役立つポイントです。
同じ条件の銀行があった場合に、十分比較するポイントになる項目もあると思います。
住宅ローンの特典
これは、すべての銀行で用意されているわけでは無いようですが、ネットバンクなど店舗を構えていない銀行では特典があることも。
代表的な例だと、イオン銀行のイオンでのお買い物が毎日5%OFF になるという特典があります!
また、ATM手数料が無料になる銀行もあるようで、銀行によって様々なようです。
地銀など店舗を構えている銀行は、特典は比較的少ないようです。
返済額のルール
返済額のルールがどのように定められているか、しっかり確認しましょう。
金利が上下した場合の返済額はどうなるのか、いつ金利が変更されるのかなど、しっかり理解しておくことで金利上昇時の対策を事前時考えておくことができます。
変動金利で借りた場合は、必ず金利の見直しがあります。
見直しの度に返済額が変わるのか、5年ルールや125%ルールがあるのかなど、しっかりと理解して選べるようにしましょう。
我が家も、銀行で説明を受け、最後に金利が残っていく5年ルール・125%ルールを知りました。
⇒詳しくはこちらのサイトを参考にしてください。
繰り上げ返済時の手数料
契約書やチラシに小さい字で書かれている規約のような感じのものですが、繰り上げ返済時に手数料が発生する場合があります。
これは、銀行によってルールが違うようですが、繰り上げ返済をしているのに手数料が沢山かかっては元も子もありません。
しっかり確認をしておきましょう!
我が家が聞いた銀行では、手数料がかからないという銀行と、繰り上げた金額分期間を短縮するのであればかからない。
月々の返済額を減らしたい場合は、契約書の再作成で手数料が必要だと言われました。
ローンは安い金額じゃないから、折角繰り上げて返すなら手数料はないほうがいいよね!
他にも、繰り上げ返済時にオンライン、電話で対応できる銀行と、店舗に行く必要がある場合もあるので、方法についても気になる方は聞いてみた方がいいかと思います。
郵送手続きのみ、手数料が不要な銀行もあります。
標準金利からの下げ幅
住宅ローンの金利は、設定されている銀行の標準金利を元に算出されています。
標準金利は、各銀行のホームページなどで見ることができます。
こちらの元の金利から、住宅ローンの金利はかなり低く設定されているはずですが、金利の上下があることを考えて下げ幅はどれくらいなのかを知っておくと便利です。
金利が上下した場合にも、自分の住宅ローンがどれくらい上がるのかの目安になります。
提携の保険・司法書士がいるか
家を建てると、火災保険に加入することが住宅ローンを借りる1つの条件となります。
そのため、銀行の中には団体加入という形で加入できる保険を用意している銀行もあります。
同じ保険に個人で申し込みをするより、銀行経由で申し込みをする方が安くなります。
また、銀行で提携している司法書士に登記をして貰う場合も、通常より安くできる場合があるようです。
我が家の住宅ローンを借りる銀行でも、火災保険・司法書士との提携があり、安くすることができそうです。
こちらもローンと同じく、一括比較サイトを使って、どこが条件が良くて安いか比較することが大切!!
\ 一括比較サイトでお手軽に比較!! /
住宅ローンまとめ
住宅ローンと言っても、借りる銀行やローンのタイプによって、それぞれ特徴があることがわかって頂けたかと思います。
今ではネットバンクも多くあるので、選択肢の幅はとても多いです。
もう一度、住宅ローンを選ぶ際の大切なポイント3つを紹介します。
- 金利
- 手数料/保証料
- 団体信用生命保険(団信)
選ぶときの3つのポイントは、どの銀行で借りてもしっかりと見極める必要がありそうです。
銀行で話を聞く際は、知っておくべきこれらの5つのポイントについても、しっかり聞くようにしましょう!
- 住宅ローンの特典
- 返済額のルール
- 繰り上げ返済時の手数料
- 標準金利からの下げ幅
- 銀行と提携している保険、司法書士はあるか?
皆さんが、安心して住宅ローン選びができると嬉しいです。
必ず、仮審査を通してからハウスメーカーと契約するようにしましょう。