アイ工務店の家の気密測定を実施!30坪の家のC値はいくつ?
家作りをしている方なら、一度は高気密という言葉を聞いたことがありますよね?
アイ工務店は、2023年より全棟気密測定が標準となりました。
我が家は、打ち合わせ終盤で、気密測定をするかどうか検討しました。
10万円前後のオプション費用ですが、夫がやってみたい!ということで測定することに。
上棟から15日目 2021年10月19日に、我が家もアイ工務店で建築中の家で気密測定を実施しました。
今回は、そんな我が家の気密測定について紹介します。
我が家の気密度 C値 0.49
気密測定当日、現場で立ち合いをさせて欲しいと伝えたため、言われた時間に向かいました。
なんと…測定してあった(笑)
空気が安定したので、「2回目の数値を正にしますね。」とのことで、その結果をそのままにして待っていてくれました。
我が家の結果は…0.49でした!
玄関を引き戸にしたため、0.7くらいになってしまうかなと思っていたので、驚きました!!
大工さんも、ここ最近では良かった数字らしく、笑顔でした♪
あの一条工務店ですら、0.7を切らないと工事が進まないということなので、アイ工務店も負けてはいません!!
最近、お友達のアイ工務店施主が測定したところ、0.28だったそうです!
アイ工務店 なかなかやるでしょ。
我が家のスペック
そもそも、気密度は家の窓やドア、面積などによって左右されます。
我が家のスペックを簡単に紹介します。
- 総二階建て+屋根裏部屋
- 延床30坪(+3.5坪屋根裏部屋)
- 引き違い窓5箇所
- 玄関ドア 引き戸(YKKコンコード)通風上げ下げ窓あり
引き違い窓や、玄関ドアの通風窓は、気密性を悪くする要素。
正直、わかっていましたが、もう少し考えるべきだった…と後悔していました。
気密測定の方法
気密測定は、上記の写真のような機械を使って測定します。
空気の流れを作り、家の外部から侵入する空気の量を測ることで、家の隙間を計算します。
家は、断熱材が施工され、窓が付いている状態で測定を実施。
外壁はまだ施工されていない状態でした。
目張りは、エアコン穴と、左官工事で塞ぐ予定の玄関ドアの下のみを目張りしました。
実際に住む環境に近い状態での測定をしてくれました。
C値が低いと快適?
C値が低く、気密度が高ければ快適に暮らせるの?
C値が低く、高気密なお家は快適に暮らせます!
高気密が良いとさせる理由は、簡単に家は暖かいお家になるということが大きな理由です。
高気密=家の隙間が少ないため、暖かい空気が家から出ていかないというのはもちろん、換気効率にも影響してきます。
現在のお家は、換気システムを導入することが義務付けられています。
換気効率も計算され、効率的に換気されるように計算されます。
しかし、その計算も家の隙間から空気が出入りすることを想定していません。
折角の第一種換気も、家の隙間が多いと、熱交換やフィルターが上手く活用されません。
家の暖かさや涼しさを保つことはもちろん、換気効率を効率的に行えるため、C値が低い高気密なお家は快適になると言えると思います。
C値は唯一実測できる数値
気密測定は、家づくりで唯一実測できる数値です。
自分の家だけの数値が見ることができるのは、気密測定だけ!
Ua値は、計算で出せる机上での数値なので、測定できるものとでは違いますよね。
ドアや窓の仕様、サイズ、断熱や施工の出来具合で、数値が変わってきます。
数値が小さければ小さいほどよく、1.0を切っていると高気密と謳っているメーカーがほとんどです。
アイ工務店の場合は、0.5を切る数値の印象です。
ただ、家ごとの仕様に寄る為、メーカーの数値保障などはなく、測定しての数値が見れるだけとなります。
大工さんや、施工する方の緊張感にも繋がるので、測定することをオススメします♪
アイ工務店のUa値は?
今回は、C値 気密性について、我が家で測定した結果をお知らせしました。
C値の他に、Ua値と呼ばれる断熱性能を表す数値も存在します。
こちらは、測定ではなく、使用する建材や間取りによって、計算によって算出されます。
アイ工務店で建てた我が家のUa値についても、計算しているので、この記事でチェックしてみて下さい。