マイホーム購入 仮契約までに準備したこと
家を建てたいハウスメーカーや工務店が決まると、いよいよ契約となります。
我が家も、建てるメーカーと先日仮契約をしました。
マイホームのことを調べてるけど、仮契約って言葉をよく見かけるなぁ。
それまでに、なにを準備したらいいんだろう??
注意することはあるのかな??
こんな風に不安に思っている方もいるのではないでしょうか?
私もつい先日まで、皆さんと同じ疑問を持っていました。
仮契約前の段階で、事前に準備した方がいいこと、気を付けた方がいいことを調べたり、友人に聞いたりしました。
その内容が、結構重要だと思ったので、今回は仮契約までに準備することや注意点についてお伝えします。
- 仮契約とは?
- メーカー選定で大切なこと
- 仮契約までに準備したこと・もの、注意点
仮契約とは?
仮契約とは?
一言で言うと、「このメーカーで建てますよ!」と決めて、申し込みをすることです。
メーカー選定のタイミングで、仮契約として、請負契約を結ぶこととなります。
皆さんが仮契約と言っていますが、これは正式な名称ではなく、れっきとした契約です。
なぜ、仮が付くのか?
正式な間取り・サイズ・価格が決まってくるのが、この契約の後となります。
この初回の契約時に記載されている数字は、仮の数字となり、打ち合わせをして全て決まった後に、再度本契約をするためだと思われます。
あとは、仮と付いているだけで、軽い感じがしませんか?
メーカーによっては、そういう意図もあるのかなと思います。 *申し込みと呼ぶメーカーもあります。
キャンセルすると?
仮契約と言っていますが、正式な契約です。
契約後に、施主都合でキャンセルする場合は、違約金がかかることが多いです。
例えば、土地の測量などの調査や、設計料が発生してしまい、その実費が請求されるケースは多くあるそうです。
メーカー選定で大切なこと
ハウスメーカーや工務店と仮契約するまでに、しっかりとメーカー選定を行いましょう。
我が家は、資料請求や無料相談を利用したり、展示場に行き合計8社で話を聞きました。
展示場見学はそれ以上の数を見ています。
その間に、もちろん完成見学会や入居宅訪問もさせて頂きました。
大切なことは、仮契約までに後悔しない数のメーカーをみて、自分たちで比較検討することだと思います。
今はインターネットやSNSの情報が発達しており、自分で見なくても情報が得られる時代です。
しかし、家は一生に一度の重要な選択場面です。
これは持論ですが、後々後悔しない為にも、自分たちで選んだという実績が大切だと思っています。
我が家の行った資料請求や、無料相談については、こちらを参考にしてください。
また、メーカーの見積額のローン返済が問題ないか、我が家はFP相談でライフプランも作成して貰いました。
とても安心できたので、無料相談されるのもオススメです!
仮契約までに準備したこと・もの
仮契約と聞いて、特にまだ準備するものなんてないと思っていましたが、結構重要なことがいくつかありました。
知らないと、あとで困った!なんてことになりかねませんので、注意してください!
家の間取りに気を取られがちですが、それ以外のことの方が結構重要だったりしました。
ショールーム見学
これは、通常であれば契約し間取りが確定してから訪問する人が多いはず。
「え、仮契約前に?」と思う方も多いのではないでしょうか?
できれば、仮契約までにキッチンとお風呂などの大きな設備は、一度見て置くことをオススメします。
その理由は2つあります。
- 間取りに自由が利くうちに、サイズ感を確認しておく
- 入れたい設備・オプションを、しっかりと見積に入れるため
我が家は仮契約前の間取りの段階で、お風呂は標準の1坪サイズから変更して、大きめのお風呂を入れて貰っていました。
これは、間取りが確定してくると難しくなってしまうので、実際に見て希望を伝えておいてよかったと思います。
また、キッチンやお風呂のオプションをみておくことで、絶対採用したいものについては、見積にあらかじめ入れておくことができます。
キッチンのオプションは、どれも1つ10万以上が多いよ!
キッチンに立ってみたり、お風呂を実際に見たり、洗面台のサイズを見たりできるのは、ショールームならでは!
標準仕様の確認+オプションの追加
メーカー選定の段階になると、標準仕様書を貰えるメーカーがあります。
ここでしっかりと見て頂きたいのは、標準仕様です。
貰った見積に、何が含まれているのかしっかり確認しよう!
これはメーカー毎に同じランクのキッチンやお風呂が採用されていても、浴室乾燥機/換気扇、自動水洗/通常の水洗、ステンレスシンク/人工大理石シンクなど、細かな仕様が異なります。
希望のサイズや仕様が含まれているのか、オプションなのかをしっかり把握しておきましょう。
また、家の内装などで希望の物があれば、しっかりと見積もりに入れて貰いましょう。
上の写真のように、見える梁を採用したい場合は、15万~30万円程のコストがかかります。
減額はできても、金額が上がるのは辛いから、今のうちに多めに入れておいたよ!
我が家は、キッチンの天板、食洗器深型、洗面台、ユニットバスのランクアップを入れて貰いました。
しっかりと追加で値引も入れて貰い、オプション分は値引してくれたよ!
間取りと金額を固める
仮契約の段階ですが、ある程度納得のいく間取り、予算に合った価格にしておくことが重要です。
後々納得がいかず、なんで契約してしまったんだろうと思うことが無いように、納得して進めます。
また、家のサイズや間取りが変わることで、金額も大きく変わってきます。
少なくとも、家のサイズ感は変わらないように仮契約の時点で固まっているとよいです。
1坪変わるだけで40~50万円以上変わってくるよ!
住宅ローンの仮審査を通す
準備することの中で、最も重要なのが住宅ローンの準備!!
これは、銀行員の友達に教えて貰ったことですが、仮契約前に必ず住宅ローンの仮審査を通しくださいね!
その結果がでて、希望額が満額借りられることを確認してから、ハウスメーカーや工務店に申し込みをしましょう。
通常、仮契約を行ってしまうと、その解除には違約金がかかります。
(*これはメーカーにもよりますので、確認をしてください)
万が一、住宅ローンの仮審査で満額(見積金額)が通らなかった場合、現金を用意するか、減額するかになります。
借りれないから家を建てられない、なんてことになった場合は、違約金が発生する可能性があります。
我が家は、事前にいくつかの銀行で仮審査を出してみました。
ハウスメーカーの提携している銀行が、一番審査が早くて3営業日くらいで結果を教えてくれたよ!
長いところだと、2週間くらいかかりました。
金利も全然違うので、あとで焦らなくていいように早めに準備しましょう。
住宅ローンの一括申し込みサイトは比較もできて、簡単です!
銀行へ1つずつ申請書類を貰いに行くのも手間なので、便利なサービスは利用したいところ。
個人事業主や自営業、会社役員、親の土地に家を建てる方は、準備する書類が多いです。
役所に取りに行く必要があったりして、我が家も結構時間がかかりました。
記入項目も、白目むくほど多いです(笑) 早めに準備しましょう。
実は、住宅ローンの仮審査を通してから仮契約した方がいいよ!とアドバイスをくれたのは、銀行員の友人でした。
友人に聞いた住宅ローンの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。
手付金の準備
多くのメーカーでは、仮契約の前後で手付金の支払いが必要となります。
私達は、お願いする旨を伝えて正式な契約書を交わすまで、書類の準備で1週間程度ありました。
その間に、銀行振り込みにて手付金として50万円支払いました。
金額は相談にのってくれるメーカーもあるかと思いますが、おおむね10~50万円程度のお金が必要になるかと思います。
住宅ローンで支払わない、または足りない分は、現金で用意する必要があるので、その準備もしておきましょう。
仮契約で気を付けること
ここまで、仮契約でわたしたちが準備してきたことをお伝えしてきました。
この5つはしっかり準備して、仮契約を迎えることをオススメします。
- ショールーム見学
- 標準仕様の確認+オプションの追加
- 間取りと金額を固める
- 住宅ローンの仮審査を通す
- 手付金の準備
あとで後悔したり、揉め事にならない為にも、特にお金についてはしっかりと計画や準備をしたほうがいいことがわかりました。
見積に含まれている物の確認と住宅ローンの審査は、しっかりと実施してください。
これからメーカー選びや、仮契約をされる方の参考になれば嬉しいです。
我が家も家作りが楽しくなるように頑張ります♪